医学医療の国際交流を支援する日米医学医療交流財団
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財団について

ご挨拶

当財団会長を務めております、黒川清です。当財団の新戦略「日本版ホスピタリスト」の育成に興味を持っていただき、ありがとうございます。
 
生命医科学、医療技術・検査等の急速な進歩とともに、この3, 40年ほど、内科、外科などの専門分化が始まり、社会にも受け入れられてきました。老人科、精神内科、脳外科などが始まりと言われています。臓器別疾患の対応や、ガンなどの対応にとって、専門分化することが適切であると認識されてきました。
 
しかし、時代は変わり、長寿、生活習慣病、医療費の高騰など、複数の「疾患状況」を持つ人が増え、セカンドオピニオンなどの機会が増えてきています。全体を見渡せる「主治医、かかりつけ医」へのニーズは当然の流れだと考えます。一方で入院時の対応はどうでしょうか。どの分野の専門医に診て貰えば良いのか、医師でさえ惑うことがあります。
 
そこで注目され始めたのが、医療費は突出して高い米国で出現した「ホスピタリスト」と言われる、もっぱら入院患者の全体をマネージする医師たちの出現、活躍です。主に内科の臨床研修を受けた後、入院の始めから全体を通して対応し、特別な手技、内視鏡、手術など、必要に応じて専門医への橋渡しをする、回復すればまた主治医として患者の全体をマネージする医師たちです。
 
このような医師たちは、一つのグループとして昼夜活動しますが、病院にとっては、専門医の能力は専門分野に集中させることが可能となります。全体の運営を司り、かつ医師の立場で経営の流れを学ぶことも出来る医師たちの存在は非常に有用です。他方、このような医師たちにとっても、仕事の満足度が高くなります。その総合的な臨床医としての「うで」を「存分に」生かせているためです。
 
このように、ホスピタリストの存在は、専門医たちにはその腕前を効果的に発揮してもらえる、患者さんに満足度の高い総合的な医療を提供できる、病院経営の無駄をなくす、という関係者全てにプラスに働くことになります。要は、病院内の「タテ割り」、「たらい回し」などの無駄をなくすことで、入院患者に関わる、全ての関係者の満足度を増すことになる、医師たちなのです。
 
そこで、当財団では、「日本版ホスピタリスト」の育成に取り組んでおります。是非ご支援いただければ幸いに存じます。
 

2017年11月20日
公益財団法人日米医学医療交流財団
会 長  黒川  清
 

財団設立の趣意

戦後、日本の医学医療は米国に負うところが極めて大でした。しかし、米国人医師数の増加により、外国人医師の受入れが厳しくなり、米国で医療研修に従事するレジデントの数は、1970年代初期の約300名から1980年代中頃には1桁に激減し、そのまま推移すれば、日米間の医療研修の糸が切れてしまう恐れがありました。
 
しかし、臓器移植を始め、救急医学、プライマリ・ケアのみならず、教育システム・教育者の教育姿勢や技法など、米国になお学ぶべき点は多々あり、逆に米国側にも、内視鏡技術や東洋医学などの研修希望や相互交流のニーズは逆に増大していたのです。
 
そのような状況に対処すべく、医学医療の領域における日本版フルブライト基金を念頭に、本財団は1988年10月25日に公益法人として設立されたのであります。

(当時主務官庁厚生省・認可は1988年10月13日)

 

設立後の歩み

設立の翌年1989年5月に特定公益増進法人に認定され、その後2011年まで2年毎の更新を受けてきました。その間多くの方々からの賛助会費及び寄附金でご支援をいただいてまいりました。
 
この間留学助成者は600名を超え、その留学助成者は帰国後も高い評価を受けております。毎年本財団が助成する医学医療交流セミナー(学会・セミナー)には全国から熱心な医療関係者が参加し、医学医療情報の交流と相互研修に精励努力しています。その他、年2回の JANAMEF NEWS の発行により賛助会員へのよりよい情報提供を図っています。
 
2000年11月には寄附行為改正の結果、理事ならびに評議員の増員が認められ、かつ学会、研究会の助成も可能となりました。2002年より、理事、評議員を中心に、医歯薬セミナー、看護セミナーを開催し、医療の質の向上を目指した留学を奨励してきました。
 
そして2012年7月24日内閣府より新公益法人への移行認定を受け、8月1日に移行登記を行い公益財団法人として新たなスタートをきりました。今後は公益法人の名に恥じぬよう、医学医療分野での国際交流支援活動に寄与するため一層努力して参る所存ですので、倍旧のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

 

役員等名簿

1.顧問・評議員・役員名簿 (顧問5名、評議員8名、理事12名、監事2名)
役 職 氏 名 職 業 ( 所 属 ・ 役 職 )
顧 問 小玉 正智 滋賀医科大学 名誉教授
髙久 史麿 公益社団法人地域医療振興協会 会長
伴 信太郎 愛知医科大学 特命教授 医学教育センター長
牧野 治郎 一般社団法人日本損害保険協会 副会長
横倉 義武 公益社団法人日本医師会 会長
 
評 議 員 井上 大輔 日本医科大学千葉北総病院 緩和ケア科 教授、旭川大学 客員教授
大瀧 守彦 株式会社パソナ 副会長
栗原 敏 学校法人慈恵大学 理事長
小林 恵一 ハワイ 聖ルカ・クリニック 院長、神戸大学医学部 臨床教授
呉屋 朝幸 杏林大学 名誉教授、善仁会小山記念病院 顧問
立川 幸治 大阪紙業株式会社 代表取締役社長
鳥羽 董 百農社国際有限公司(香港) 特別顧問
新浪 剛史 サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長
 
会 長 黒川 清 日本医療政策機構 代表理事
理 事 長 清水 一功 社会福祉法人ロングライフ小諸 理事長
医療法人社団御代田中央記念病院 理事長
専務理事 宇田 左近 ビジネス・ブレークスルー大学 副学長
理 事 遠藤 直哉 弁護士法人フェアネス法律事務所 代表弁護士
小池 薫 京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学分野 教授
小山 勇 埼玉医科大学国際医療センター 病院長
髙瀬 義昌 医療法人社団至髙会 たかせクリニック 理事長
髙本 眞一 社会福祉法人三井記念病院 院長
野村 実 東京女子医科大学医学部 麻酔科学教室 教授
福井 トシ子 公益社団法人日本看護協会 会長
松村 理司 洛和会ヘルスケアシステム 総長
山本 信夫 公益社団法人日本薬剤師会 会長
 
監 事 伊藤 信彦 浦和税理士法人 代表社員
髙倉 公朋 東京脳神経センター 所長
*50音順
2.委員名簿

(1) 学術委員名簿(17名)

役 職 氏 名 職 業 ( 所 属 ・ 役 職 )
委 員 長 髙本 眞一 社会福祉法人三井記念病院 院長
委 員 芦田 ルリ 東京慈恵会医科大学 国際交流センター長、教授
池田 俊也 国際医療福祉大学医学部 公衆衛生学 教授
井上 大輔 日本医科大学千葉北総病院 緩和ケア科 教授、旭川大学 客員教授
上本 伸二 京都大学 肝胆膵・移植外科 教授
宇田 左近 ビジネス・ブレークスルー大学 副学長・経営学部長、教授
天谷 雅行 慶應義塾大学 医学部長
久保 惠嗣 地方独立行政法人長野県立病院機構 理事長
髙田 和生 東京医科歯科大学 副理事・統合教育機構 教授
田中 雄二郎 東京医科歯科大学 理事・副学長
錦見 尚道 名古屋第一赤十字病院 副院長
橋本 正良 埼玉医科大学 総合診療内科学 教授
福井 トシ子 公益社団法人日本看護協会 会長
古川 俊治 参議院議員、慶應義塾大学法科大学院教授・医学部外科教授、
TMI総合法律事務所 弁護士
宮﨑 隆 昭和大学 副学長・国際交流センター長
甕 昭男 YRP 研究開発推進協会 会長
山本 信夫 公益社団法人日本薬剤師会 会長

(2) 選考委員名簿(10名)

役 職 氏 名 職 業 ( 所 属 ・ 役 職 )
委 員 長 小池 薫 京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学分野 教授
委 員 青木 眞 感染症コンサルタント
赤津 晴子 国際医療福祉大学医学部 教授、医学教育統括センター長、成田キャンパス国際交流センター長
上塚 芳郎 東京女子医科大学附属成人医学センター 所長・特任教授
小林 恵一 ハワイ 聖ルカ・クリニック 院長、神戸大学医学部 臨床教授
阪井 裕一 埼玉医科大学総合医療センター 小児科 教授
D.サターホワイト 前フルブライト・ジャパン 事務局長
中島 康雄 聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座 講座代表教授
橋本 正良 埼玉医科大学 総合診療内科学 教授
松村 理司 洛和会ヘルスケアシステム 総長

(3) 企画開発委員名簿(7名)

役 職 氏 名 職 業 ( 所 属 ・ 役 職 )
委 員 長 野村 実 東京女子医科大学医学部 麻酔科学教室 教授
委 員 宇田 左近 ビジネス・ブレークスルー大学 副学長・経営学部長、教授
遠藤 直哉 弁護士法人フェアネス法律事務所 代表弁護士
小池 薫 京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学分野 教授
小山 勇 埼玉医科大学国際医療センター 病院長
呉屋 朝幸 杏林大学 名誉教授、善仁会小山記念病院 顧問
髙瀬 義昌 医療法人社団至髙会 たかせクリニック 理事長
*50音順

 

事務局案内

現在、事務局業務は、常勤職員3名と臨時職員で処理しております。

公益財団法人日米医学医療交流財団
  住 所 〒113-0033 東京都文京区本郷3-27-12 本郷デントビル6 階
  TEL:03-6801-9777   FAX:03-6801-9778   E-mail:info@janamef.jp

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